社内・社外への文章技術・メール文書技術向上ガイド

■件名(タイトル)は具体的に書く

①件名(タイトル)を見ただけで内容の見当がつくようにする

たいていの人はメールを見る時には、件名を見て重要度を判断し、「優先順位」を付けてメールを開くものです。特に一日に多くのメールを受信する人ほど、その傾向は高く件名の付け方によってはメールを開くのを後回しにされたり、最悪の場合は読まずに削除されてしまいます。
件名を見ただけで、本文の内容の検討がつくようにつけましょう。

例)内容の分からない悪い件名の付け方
①「次回、打合せについて」
②「出席確認」
③「日程調整」
④「11月20日の件」
⑤「在庫確認」

例)内容の分かる良い件名の付け方
①【確認】次回、打合せは12月20日9時に貴社会議室でいかがでしょう?
②【出席確認】10月20日の○×運動会の出欠を教えてください。
③【日程調整】4月15日の○×プロジェクトの打合せに出席できますか?
④【報告】11月20日の進捗会議はなくなりました。
⑤【在庫確認】型番AP-1000の在庫はまだありますか?

悪い例の件名の付け方では、本文を読まないと内容が分かりません。逆に良い件名の付け方の場合は本文を読まなくても内容の検討がつきます。
件名にはメールの結論を、簡潔に、そして具体的に書き本文を読まなくても内容の検討がつくようにしましょう。