社内・社外への文章技術・メール文書技術向上ガイド

■符号や記号を正しく使用する

社内文章や社外文章に、よく使用される符合には次のようなものがあります。符号を使用する時は一般的なルールにのっとって書かないと読み手には違和感を与えてしまうので気をつけましょう。

①スラッシュ(/)

(1)分数の代わりに使用する
1/100
(2)「または」の意味で使用する
On/Off、はい/いいえ

②中黒(・)

(1)並列した語句と語句の間に入れる
銀座・新宿・池袋の繁華街
(2)外国人の名と姓の間
ジョージ・ブッシュ、ジョージ・ワシントン
(3)外来語で2つ以上の名詞の組合せでできている言葉
リレハンメル・オリンピック、サマー・バーゲン

③コロン(:)

(1)一般的には時刻を略して表す場合に用いる
AM2:50、PM9:50
(2)実際の例を示す
Email:abcdef@yahoo.co.jp

④リーダー(…)

(1)以下を省略する場合に使用する
問題1、2、3…、9の答はすべて同じだ

⑤かぎかっこ(「」)

(1)文中の会話対の部分、引用文などをくくる
「君に一任する」と課長は言いました。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と中国では言う。
顧客からは「便利だ」「分かりやすい」という意見が寄せられています。

⑥二十かぎ(『』)

(1)署名、新聞・雑誌名をくくる
『週間文春』、『読売新聞』
(2)会話の中の会話をくくる
「あの時、彼女は『海が見たい』と言ったよな」

⑦丸カッコ(())

(1)直前の内容を説明したり補足する
プレイステーションポータブル(PSP)
実際の内容は画面によって異なります(図3参照)

⑧その他(【】、<>、〔〕)

(1)目立たせたいときに使用する
エラーメッセージが表示されたら、【OK】または【キャンセル】を選択して下さい。
(2)WORDで印刷をする場合は〔ファイル〕を選択した後に〔印刷〕を選択します。