社内・社外への文章技術・メール文書技術向上ガイド

■句読点を正しく使用する

句読点の句点とはマル(。)のことで、読点とは(、)の事です。句読点は文章の息づかいです。決しておろそかにしてはいけません。
句点は文の終わりにつけるものですから、すぐに分かるものですが、読点の付け方は一定の法則がないもですから難しい問題です。まずは読点の大原則を把握しましょう。

①並列した語句が多い場合に区切の意味で読点を打つ

納期も、数量も、商品も分かりません。

②長い文章、特にかな文字が続く場合には、文脈をはっきりさせるために区切として読点を打つ

すももも、ももも、もものうち

③誤読、難読の恐れのある文章には、意味を正確にするために読点を打つ

雪の夜、空を仰ぐと

上の①~③の例以外の場合は、原則として『1行に読点は1つ、読点3つで句点をうつ』と覚えておくと便利です。