社内・社外への文章技術・メール文書技術向上ガイド

■「CC」「BCC」を的確に使用する

電子メールの送り方には宛先(TO)、カーボン・コピー(CC)、ブラインドカーボン・コピー(BCC)があります。的確にこれらを使い分けましょう。

①TO(宛先)
 メッセージ本文の直接のあて先、受信者を指定する

②CC(カーボン・コピー=写し)
 メッセージ本文について間接的に関係のある受信者を指定する。参考の為に「誰と」「誰に」送信しているのかを明確にする為に指定する。

③BCC(ブラインドカーボン・コピー=隠した写し)
 受信者に存在が分からないようにしたCCのことである。
(たとえば、取引先への商品見積もり文章のメールを直属の上司へも知らせておきたいとしましょう。こんなとき、直属の上司のアドレスをCCへ指定すると、取引先の受信メールにも送信者の上司のアドレスが表示されてしまいます。宛先で受信する相手(取引先)には内緒で、第三者(直属の上司)へ送信したい場合は、直属の上司のアドレスはBCCに設定します。)
※Outlook Expressの場合、通常はBCCの欄は非表示になっています。【表示】→【すべてのヘッダー】を選択してBCC欄を表示させます。